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私立小学校が果たしている役割と使命

○  建学の精神に基づく人間教育

日本の私立小学校の中には、明治の初期に創立された歴史のある学校もあれば、最近創立された新しい学校もある。それぞれの学校が建学の精神に基づき、特色ある教育を時代に即して実践し、個性豊かでバランスのとれた人間を育てている。特に、人間形成の基礎となる初等教育を通して、確固たる信念をもって人格教育に努めている。

○  初等教育における先駆的教育活動

全国の私立小学校は連携して、教員の資質向上を目指し研修・研究を深め合い、絶えず新しい実践研究を試みてきた。特に、初等教育から中等教育・高等教育までの一貫教育の実践、学校週5日制の実践とカリキュラムの編成、英語をはじめとする外国語教育の充実、生活科のパイロットスタディー等、日本の初等教育における先駆的教育活動は高く評価されてきた。

○  少子化にもかかわらず私立小学校は増加の傾向

近年、少子化の影響で全国の小学校数は減少しているが、私立小学校数はこの12年間を見ても、平成16年度の187校から平成27年度は227校と増加の傾向にある。このことは、明らかに私立小学校に対する社会的評価の高まりを意味するものであろう。
こうした社会の期待に応えていくために私立小学校は、著しい社会変化と科学技術の高度化が進展する時代の中で、建学の精神を継承するとともに伝統を重んじ、その使命とする理想の教育をめざし、誇りをもって初等教育の先駆的実践を世に問うてきた。

○  多様な教育機会の提供

社会環境の変化と共に価値観が多様化していく中で、個性的で多様な子どもたちが多く見られるようになってきた。こうした子どもたちに、小学校がどのように対応していくか、大きな課題となってきている。
現在、227校の私立小学校は、それぞれの学校の特色を発揮して、児童の個性を尊重し、その可能性を伸長する方法を実践探求し、子どもたちの多様な学習ニーズに対応できるように、教育の機会を提供して、公教育としての使命を果たすと共に、日本の初等教育の充実発展のために寄与している。
日本私立小学校連合会編 平成27年9月版